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タイのBOI(タイ国投資委員会)とは?取得するメリットなどを解説

タイへ進出する際にはさまざまな形態がありますが、その中の一つにBOIという形態での進出方法があります。今回はこのBOIの基本情報をまとめました。

BOIとは?

BOIとは「Board of Investment」という英語の頭文字をとった略語で、「タイ国投資委員会」と呼ばれています。海外からタイへの投資を促すことやタイ国内向けに投資推奨する業種の決定やそれに関する規定などを行う機関として、1954年にタイ政府が設立しました。投資に対しての優遇措置を与える権限を持っており、BOIの認証を受けることで、現地でビジネスを展開しやすくなるケースがあることから、タイへの進出形態の一つとして検討されることが多いです。

BOIの認証を受けるためにはさまざまな条件をクリアする必要があります。基本的にタイへの技術の移転やタイ人の雇用促進が図れる企業である必要があると言われており、タイへ進出している日系企業の場合は、主に製造業がBOIの認証を受けているケースが多いです。

BOIの取り組み

日本国内(東京・大阪)にも事務所があり、セミナー等を開催し、情報発信や相談受付などを行っています。

BOIの認証を受けるメリット

BOIの認証を受けるメリットには以下のようなものがあります。

・一部業種へ100%外資による進出が可能であること
・法人税の免除(免除期間等の条件あり)
・ビザやワークパーミットを取得しやすい
・事業用の土地所有が認められることもある

BOIにはいくつか種類がありますので、自社の事業内容と照らし合わせてどのような形態で取得するかを検討してみてください。

*BOIの申請には審査期間・BOI側とのやり取りが多いため、取得完了までは通常の会社設立よりもかなりの日数を要します。

BOIに強い専門家のご紹介

タイ移住Naviでは、BOIに強い専門家をご紹介することが可能です。BOIの取得をご検討されている事業家の方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。