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タイへの教育移住|親・保護者のビザ・滞在手段を解説

最近はタイへ教育移住する方が増えています。

特にインターナショナルスクールへの入学を希望される方が多く、教育を目的とした移住のご相談をいただく上で、親・保護者側のビザのことについて聞かれることが増えてきました。タイへ移住する外国人は何かしらのビザの取得が必要となります。

タイで入学する際、子供は教育ビザがでますが、親・保護者の場合はどういった形で滞在が可能になるのかという点についてご相談いただくことがあります。

そこで今回は教育移住の親・保護者のビザの点に絞って情報をまとめました。

教育移住で親・保護者が長期滞在するための手段

パターン1.保護者ビザを取得する

インターナショナルスクールに通う本人(子)が申請するビザを「ノンイミグラントEDビザ」、保護者ビザを「ノンイミグラントOビザ」と呼びます。タイでは基本的に子供一人につき、親一人分の保護者ビザを出してもらえます。そのため、学校へ通う子供が二人いれば、両親それぞれの保護者ビザを取得することができます。(子供が一人であれば、片親のみが取得可能。もう一人分は後述する別の手段でビザを取得します。)

日本でビザを取得する場合、東京・大阪・福岡の各領事館で必要書類が異なります。

保護者ビザ取得に必要な書類については入学するインタナショナルスクールが用意してくれることがほとんどですが、ビザサポートが有料である場合やビザサポートサービスを設けていない学校もあります。ビザサポートをどこまでやってくれるのかは学校により異なりますので、入学前にチェックすることをおすすめします。

ビザ申請の流れ

Step1.通う学校を決める
ビザサポートがあるか確認しましょう。
Step2.入学申し込みをする
学校が決まったら入学手続きを行います。
Step3.学校より請求書が届く
入学申し込み完了後に学校から届きます。
Step4.お支払い
学校からの請求書を確認して支払いをします。
Step5.ビザ申請に必要な書類を準備してもらう
着金確認が取れ次第、学校側はビザ申請に必要な書類を準備します。
Step6.書類の送付
必要書類が揃い次第、日本へ送ってもらいます。
Step7.大使館へ訪問
大使館でのビザ申請には事前予約が必須となります。大使館訪問予定日の1ヶ月半前より予約することをおすすめします。

ビザ申請書類の準備は遅くても入学の3ヶ月前から始める必要があります。渡航予定日から逆算しながらスケジュールを立ててみると良いかと思います。

タイの銀行の預金証明が必要

保護者ビザ取得の場合は、タイ入国後90日目までにビザ更新手続きを行います。その際、タイ国内の本人名義の銀行口座に預金残高が3ヶ月以上連続して50万バーツ(約200万円くらい)以上ある必要があります(預金証明のため)。両親二人分なら100万バーツほどになります。そのため、タイへ入国したらすぐに銀行口座の開設を行います。

パターン2.タイランドエリートを取得する

タイランドエリートはタイでの長期滞在を希望する外国人を対象に設けられた国家プログラムです。他のビザと比べて取得費用がかかりますが、あまり煩雑な手続きをせずにタイに長期滞在できるため、取得を希望する人が増えています。タイランドエリートは数種類あり、家族分もまとめて取得できるタイプのものもあります。

パターン3.就労ビザを取得する(事業家向け)

タイで事業をされる方であれば、法人設立とともに就労用のBビザ取得を行うことで、タイでの滞在が可能となります。配偶者・扶養家族がいる場合はOビザも併せて取得進行していくことで、家族揃っての移住が可能です。

また、最近ではBビザの他にスマートビザやLTRビザなどの外国人向けのさまざまなプログラムが発表されており、これらのプログラムを活用して長期滞在する方もいるようです。

インタナショナルスクールにしっかり確認を!

親・保護者のビザ取得・更新はタイで長期滞在していく上で重要な手続きとなります。特に保護者ビザで滞在する場合はビザ取得の流れやスケジュールをしっかりと確認しましょう。