今回はタイの銀行情報をまとめました。タイにはさまざまな銀行がありますが、本記事ではタイの5大銀行の口座開設・モバイルアプリ・ATM・クレジットカードなどについてご紹介します。

タイの5大銀行

タイにはいくつか銀行がありますが、カシコン銀行・バンコク銀行・クルンタイ銀行・アユタヤ銀行・サイアムコマーシャル銀行は多数の支店を設けており、これら5つの銀行の支店は大きなオフィスビル内や大型ショッピングモール内などのどこか一か所に固まっていることが多いです。

※支店窓口は基本的に平日のみの営業ですが、ショッピングモール内の支店は土日も営業していることが多いため、土日に緊急で銀行の用事が発生する方はショッピングモールの支店へ行ってみることをおすすめします。

以下、各銀行の特徴をまとめました。

カシコン銀行

カシコン銀行は1945年に設立された銀行で、タイ国内に多数の支店を設けています。緑をコーポレートカラーとしている銀行です。

カシコン銀行口座開設条件

基本的にBビザ・ワークパーミット取得済みの方であれば口座開設可能です。また、カシコン銀行ではタイランドエリート所有者の口座開設も可能です。その他ノンイミグラントビザで長期滞在される方でも必要書類を揃えることで口座開設が可能な場合もありますので、カシコン銀行の窓口に相談してみることをおすすめします。(外国人の口座開設ルールは変更がかかることがありますので、まずは開設可能か否か、可能であれば必要な書類は何かを窓口で確認することをおすすめします。)

<その他カシコン銀行関連情報>

カシコン銀行のアプリK PLUS
カシコン銀行のSWIFTコードKASITHBK
クレジットカードクレジットカードのページはこちら

バンコク銀行

バンコク銀行は1944年に設立された銀行で、タイ国内最大の大手商業銀行です。青をコーポレートカラーとしている銀行です。

バンコク銀行口座開設条件

基本的にBビザ・ワークパーミット取得済みの方であれば口座開設可能です。また、バンコク銀行ではカシコン銀行と同様にタイランドエリート所有者の口座開設が可能です。その他に、現時点ではワークパーミットを持っていなくても長期滞在ビザ(Non-Immigrant B, ED, O, O-A 等)を取得していれば口座開設が可能とのことです。(*参考:バンコク銀行よくあるご質問)この場合、必要書類は各支店での判断となるようですので、窓口に相談してみてください。バンコク銀行シーロム本店にはジャパンデスクという日本語対応可能な窓口がありますので、言語面が不安な方はこの窓口へ行ってみることをおすすめします。

<その他バンコク銀行関連情報>

バンコク銀行のアプリBualuang mBanking
バンコク銀行のSWIFTコードBKKBTHBK
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クルンタイ銀行

クルンタイ銀行は1966年に設立された銀行で、タイの国営商業銀行です。水色をコーポレートカラーとしている銀行です。

クルンタイ銀行口座開設条件

基本的にBビザ・ワークパーミット取得済みの方であれば口座開設可能です。その他ノンイミグラントビザで長期滞在される方でも必要書類を揃えることで口座開設が可能な場合もありますので、クルンタイ銀行の窓口に相談してみることをおすすめします。(外国人の口座開設ルールは変更がかかることがありますので、まずは開設可能か否か、可能であれば必要な書類は何かを窓口で確認することをおすすめします。)また、おそらく国営商業銀行であるからだと思いますが、タイでの個人所得税の還付受け取りなどの場面でクルンタイの口座を使用することがあるため、タイで事業をされる方は口座開設しておくことをおすすめします。

<その他クルンタイ銀行関連情報>

クルンタイ銀行のアプリKrungthai NEXT
クルンタイ銀行のSWIFTコードKRTHTHBK
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アユタヤ銀行

アユタヤ銀行(現地呼称:クルンシー)は1945年に設立された銀行で、MUFG傘下の銀行です。黄色をコーポレートカラーとしている銀行です。

アユタヤ銀行口座開設条件

アユタヤ銀行はMUFG傘下ということもあり、日本人向けのサービスが充実しています。日本語のWEBサイトもあり、口座開設に関する情報はこちらのページにまとめられています。バンコク銀行やカシコン銀行と同様にタイランドエリート所有者の口座開設も可能です。日本語デスクもありますので、言語面が不安な方でも相談しやすいと思います。

<その他アユタヤ銀行関連情報>

アユタヤ銀行のアプリKMA
アユタヤ銀行のSWIFTコードAYUDTHBK
クレジットカードクレジットカードのページはこちら

サイアムコマーシャル銀行

サイアムコマーシャル銀行は1906年に設立された銀行で、タイの王室系の商業銀行です。紫色をコーポレートカラーとしている銀行です。SCBという略称で呼ばれていることが多いです。

サイアムコマーシャル銀行口座開設条件

基本的にBビザ・ワークパーミット取得済みの方であれば口座開設可能です。その他ノンイミグラントビザで長期滞在される方でも必要書類を揃えることで口座開設が可能な場合もありますので、サイアムコマーシャル銀行の窓口に相談してみることをおすすめします。(外国人の口座開設ルールは変更がかかることがありますので、まずは開設可能か否か、可能であれば必要な書類は何かを窓口で確認することをおすすめします。)

<その他サイアムコマーシャル銀行関連情報>

サイアムコマーシャル銀行のアプリSCB Easy
サイアムコマーシャル銀行のSWIFTコードSICOTHBK
クレジットカードクレジットカードのページはこちら

各銀行のキャッシュカードについて

銀行口座を開設すると、同時にカードを発行するか聞かれます。発行する場合は数百バーツを毎年支払うことで利用することができます。デビット機能が付いているものやBTSのラビットカード(電車乗車時などにおいてチャージ式で使えるカード)の代わりとして使えるものがあったりするので、作りたい場合はその旨を伝えれば口座開設と同時に発行してくれます。作らないという選択も可能ですが、ATMでの引き出しなどで使用することがあるかと思いますので作成しておくことをおすすめします。

銀行のアプリ活用方法

また、各銀行には専用のモバイルアプリがあります。口座開設時にアプリを入れたい旨を伝えれば初期設定補助をしてくれますので、各銀行の窓口の方に相談してみてください。

日本ではPayPayを使ってQR支払いや複数人での食事代の送金などをしていることがあるかと思いますが、タイでもモバイルアプリを使用することで同じようなことができます。法人用のアプリもあり、支払い時などにアプリを活用して支払うことも多いです。また、送金したら画面上にすぐに送金証明が発行されますので、送金先に対して「送金しました!」という証明をしやすいです。

一方、現金が必要なシーンとしては、バイクタクシーや流しタクシー・トゥクトゥクなどの乗車時や屋台街などでの食事の時、公的機関での支払い時などがあります。

また、タイでは基本的に銀行間の送金手数料がかかりません。例えば、バンコク銀行の口座からカシコン銀行の口座に送金しても送金手数料0です。

タイのATM事情

ATMは各銀行の支店の他、BTSの駅構内や道路沿いなどにあります。タイではキャッシュレス化が進んできたことや銀行の経費削減方針などもあり、ATMが減ってきています。ATMは基本的に24時間手数料無料で利用でき、銀行によっては日本語の操作画面もあります。

また、キャッシュカードを持っていれば、口座を作った銀行の管轄内(同都県内)であれば、他行のATMからも手数料なしで現金を引き出すことができます。(手数料なしで利用できる回数は各銀行の規定により異なります。)例えば、カシコン銀行のキャッシュカードを使って、クルンタイ銀行のATMから現金を引き出すということができます。一方、管轄外(同都県外)で現金を引き出す場合は、同銀行のATMでも手数料がかかります。

キャッシュカードが吸い込まれることもあります!

タイではATM利用時に、キャッシュカードが吸い込まれて差出口から出てこないことがあります。そのため、最近ではアプリを活用したカードレス出金をする方が多いです。キャッシュカードを使用することなく現金の引き出しができますので、カードが吸い込まれる心配がありません。(もしもキャッシュカードを使用して吸い込まれてしまったら銀行窓口にその旨を伝え、対応してもらいましょう。)

執筆/監修者プロフィール

久米直也
久米直也
愛知県出身。2011年にGlobal Support(Thailand)Co.,Ltd.の事業譲渡を受けてタイへ移住。タイ移住後の資産運用に関するブログやYouTube【タイ在住・移住者向け資産運用チャンネル】などで情報を発信。在タイ歴は12年。